株価チャートの見方とは?初心者向けにテクニカル分析の基本を解説

【初心者の基本】株価チャートの見方を解説!相場式シグナルも紹介

「株価の動きが予測できたらいいのに…」と考えたことはありませんか?

実はこれからご紹介する「テクニカル分析」は、株価の過去の値動きパターンから、将来の値動きを予測することが出来るのです。

(※テクニカル分析について、先に詳しく知りたい方はテクニカル分析とファンダメンタルズ分析とは?それぞれのメリット・デメリットを解説します!の記事をご覧ください。)

「本当に予測することが可能なのか?」と疑いたくなる気持ちも分かりますが、まずはこの記事を最後まで読んでみてください。

株価の過去の値動きの傾向が分かれば、これから株価の動きがどうなるか予測しやすくなります。

株価の動きを予測することで、いつ株を買っていつ売ればよいかを判断できるようになります。

分析というと難しそうな印象を受けますが、正しい知識を身につければ初心者でも十分使うことができるのでおすすめです。

「テクニカル分析をマスターしたい!」
「でも何から始めたらいいの?」

そんな方は、まず株価のチャートの見方を覚えてみましょう。

株価のチャートはテクニカル分析には欠かせない、分析の基本となるものです。

この記事でわかること

  • 株価チャートとは何か
  • 株価チャートの見方
  • 相場式シグナルについて

初心者でもローソク足の見方がわかる!チャートを見るための基本を徹底解説

目次

 株価チャートとは何か

株価チャートとは、1日、1週間、1ヶ月などの期間における、株価の推移をグラフとして見やすくまとめたもののことを言います。

この株価チャートを確認することにより、株価が長期・短期でどのように動いているのかということを細かく把握することができます。

企業の財務状況や業績、その他の細かい要因を軸としたファンダメンタルズ分析のような手法で、全ての情報を個人で把握するのは困難ですが、株価チャートであれば機関投資家や個人問わず、全員が同じ情報を確認することができます。

さらに株価チャートを元に分析をすることで、再現性のある手法を体得することもできるのです。

これについては、後半で解説します。

まずは株価チャートの見方から学んでいきましょう。

チャートの日足・週足・月足ってどうやって使い分けるの?初心者向けに解説します

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株価チャートの見方

株価チャートの見方を知る際にまず覚えておきたいのが、ローソク足(ろーそくあし)です。

ローソク足とは、株価の動きを長方形で表したもので、名前の通りローソクに似ています。

(※ローソク足について詳しくは、四本値(よんほんね)とは?4つの価格とローソク足の基礎の記事をご覧ください。)

合わせて覚えておきたいのが、「移動平均線(いどうへいきんせん)」と呼ばれる折れ線グラフです。

下記のグラフをご覧ください。

株価チャートの図

この図の中の白と黒の四角形はローソク足です。

移動平均線は、赤、緑、青で引かれている折れ線グラフのことになります。

この移動平均線の色は証券会社や自身の設定により変えることができるので、必ずしもこの色の限りではありません。

この図で言うと、赤色の線が5日間の株価の終値の平均をまとめた線で5日移動平均線と言い、同様に緑が20日の平均をまとめた20移動平均線、青色の線が60日移動平均線となります。

日数が大きくなるほど、長期的に株価の推移を確認することができ、日数が少ないほど短期での移動の平均推移を確認することができます。

移動平均線とは、一定期間の株価の平均値を折れ線グラフでつなぎ合わせたものです。

一目見るだけで、株価が上昇傾向なのか、下降傾向なのかという、株価のトレンドを把握できる便利なグラフです。

(※移動平均線について詳しくは、移動平均線はどう見ればいいの?株初心者にもわかりやすく解説します。の記事をご覧ください。)

上の図であれば、株価の上げ下げを繰り返しながら上昇傾向にあることが見てわかります。

このように株価が上昇しているときは「上昇トレンド」、下降しているときは「下降トレンド」と呼ばれます。

トレンドに乗ることができれば利益を上げやすいですが、トレンドの終盤でエントリーしてしまうと高値掴みとなり株価の動きが反転してしまうこともあるので、注意が必要です。

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株価チャートを軸にした相場式の売買シグナルとは

株価チャートを見ることができるようになると、「テクニカル分析」と呼ばれる分析手法をもとにトレードの精度を上げることが可能です。

しかし、初心者の方には難しいと感じることもあるかもしれません。

当サイトの監修者である株歴38年以上のプロトレーダー「相場師朗(あいばしろう)」先生の技は、テクニカル分析の手法を応用しています。

そのため株初心者の方にもわかりやすい手法として確立されています。

さらに再現性のある手法のため、一度覚えてしまえば同じようなシグナルを見つけて何度でもエントリーすることが可能です。

相場先生の手法にご興味がある方は、最も初歩的なシグナルである【相場流株技術用語】下半身・逆下半身とは?の記事を合わせてご覧になってみてください。

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まとめ

  • 株価チャートを見れば株価の推移がわかる
  • 移動平均線を見ることでおおむねのトレンドを知ることができる
  • 相場式シグナルをマスターできればトレードの精度を上げることが可能

いかがだったでしょうか?

株価チャートの見方を覚えることで、トレードの精度は格段に良くなります。

ただ、いきなりトレードをするのではなく、正しい手法をもとに練習を繰り返してくことでトレードの精度を上げることができるのです。

まずは、過去の株価チャートを見ながら株価の動きを追ってみるようにしましょう。

株の正しい勉強方法は?優待・ファンダ・テクニカルそれぞれ完全ガイド

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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